2,3日お休みを頂いて、娘と共に御蔵島(みくらじま)という所へ行ってきました。

御蔵島は伊豆諸島の中にあり、一応東京都、八丈島と三宅島の間に位置しており、約16kmの島の周りは険しい海蝕崖に囲まれ、波が荒い為、港に恵まれず、船が着くか着かないかは、その日の朝の5時のアナウンスでしかわからないという事で、あまり観光には適しない島です。
しかし人を寄せ付けない分、叉、島の280人しかいない、島民の自然と共存共栄していくという、高い意識によって、島内には太古からの豊かな自然が残っています。

日本一古いといわれる木
そして島の周りでは何と野生のイルカが子育てをしているのです。
東京に住んでいる友人が、去年イルカと泳ぐ事によって、イルカの説明のできない癒しのパワーによって海恐怖症が治ったという事で、私の海恐怖症も治るのではないかと、親切にも今年是非一緒に行ってみないかと誘ってくれました。
私はともかく、内の娘は野生のイルカと泳ぐ事が、本人曰く、4歳の頃からの夢だったという事なので、意を決して行く事にしました。
幸いな事に、天候に恵まれ、民宿の方に珍しいと言われたのですが、行きも帰りも船が無事について、怖れていた船酔いもありませんでした。

娘の夢達成!

写真は娘ではありませんが、まさにこんな感じでした。。

本当にたくさんの親子連れのかわいいイルカ達が群れていました。
娘がもぐると、喜んで近寄ってくるのです。私はというと、海に入ったのはいいけれど、怖くて船から手を離すことができなくて、1分でリタイア。。船の上からの見学だけでしたが、充分満足しました。しかし情けないー何でそんなに海が怖いんだろう???奇跡を期待したのですが、恐怖症はイルカでも治せませんでした。。


ところで、島の人は、自然をとても大切にし、バランスをくずさないよう、とても気をつけていて、何と人口を増やさないという理由で、昔は長男しか結婚できなかったという驚くべき習慣があったといいます。
現在も280人しかいないのですが、これといった産業はなく、黒潮が島の周辺を流れている豊かな漁場なのですが、イルカの為にと、島では猟師がいなく、自分達が食べる分だけ、釣るそうです。
そして何と、通常、トゲがある植物、例えばアザミなども、全国で唯一トゲがないそうです。。島の人曰く、外敵がないので、トゲも生える必要がなくなるのではないかと。。
人間も、究極、自分も人も信頼でき、外敵(自分がそう思っているだけかもしれませんが)から身を守る必要性がなくなれば、トゲトゲしい人はいなくなるかもしれないなーと漠然と思ってしまいました。
今、色々な所で自然災害が起こっていますが、それは自然からの攻撃ではなく、自然も必死にバランスを取ろうとしているのかもしれません。
島の人々の、イルカの為に、島の為にと自分達の生活の不自由さを苦にもせず、自然と上手く折り合い暮らしている様子をみて、とても考えさせられました。

自然の美しさと神秘を感じ取れる人は、人生に飽きて疲れたり孤独にさいなまされる事は決してない。。。と以前友人が貸してくれた Sense of wonderという科学者が書いた本に書かれていました。
私たちも、未来の子供達の為に、生活の便利さばかりを求めるのではなく、これからは意識的に自分の今できる範囲で自然を守って行きましょう。
ちなみに私は、トイレのサンポールや漂白剤が海に流れていくと恐ろしい事になると聞いてからは、化学洗剤を使わないようにしています。
私の先輩は割り箸が熱帯雨林をつぶす!と、どんなレストランでもマイお箸を持参しています。こういった小さな事ですが、一人ひとりが意識を向ければ多少なりとも変わると私は固く信じていますが、皆さんに
今できる小さな一歩とは何でしょうか?
posted by 又吉 千恵子 at 16:24| 沖縄

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